天王寺動物園(大阪市天王寺区)は6日、飼育していたアムールトラの「アヤコ」が死んだと発表した。平成9年に同園で生まれた18歳のメスで、昨年末現在、国内の動物園では6番目に高齢だったという。

同園によると、アヤコは5月ごろから食欲が減退。歯ぐきに腫瘍(しゅよう)が見つかり、6月1日に切除手術を行った。術後は順調に回復していたが、最近は再び食欲がなくなり、今月5日昼ごろに死んだという。病理解剖の結果、死因は腎不全とみられる。