看護の仕事や命の大切さを中高生に学んでもらうことを目的とした「看護の出前授業」が大阪府豊中市の府立豊島高校で開かれ、看護や保育、社会福祉分野を目指す同校の2、3年生約20人が現役看護師の体験談に聞き入った。

この授業は、日本看護協会(東京都)が企画する現役看護職による出張授業で、昨年度は全国の中学・高校など29道府県計301校で実施。府内でも33校が参加した。

豊島高校では、社会科の倫理の授業「ライブ~輝く命」の一環として実施。今年度は3年生8人と2年生15人が、大阪大学医学部付属病院の看護師、大塚麻代さんと塩出理恵子さんの授業を受けた。