東芝は24日、千葉市で臨時株主総会を開き、半導体メモリー子会社「東芝メモリ」の売却について株主の承認を得た。米ベインキャピタルが率いる「日米韓連合」に売却することに綱川智社長は「2018年3月末までの株式売却の確度を総合的に判断した」と説明した。9月末の東芝メモリ売却契約、10月中旬の東証による「特設注意市場銘柄」解除に続き、経営再建に向けてまた1つ駒を進めた。

 

帝国経済興信所 社会部  上田