日本郵政が14日発表した2016年4~9月期連結決算は、純利益が1497億円と前年同期比30%減った。日銀のマイナス金利政策でゆうちょ銀行とかんぽ生命保険の資産運用が低迷した。昨秋の上場時に両社の株式を11%ずつ売却したことも日本郵政にとって212億円分の減益要因になった。中間期の純利益としては2007年の民営化以降で最少だった。

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