【ロンドン=欧州総局】2日午前のロンドン株式相場は小動き。FTSE100種総合株価指数は午前10時現在、前日終値に比べ4.60ポイント高の6814.10で推移している。構成銘柄の6割近くが上昇している。

イースター休暇を控えて取引量が少ない中、小売りのマークス・アンド・スペンサー(M&S)が大幅上昇し、指数を下支えした。四半期の既存店売上高(食品を除く)が市場予想に反して増加したことが好感された。スーパーマーケット株も堅調。

ガス生産・開発のBGグループなど石油関連株と、たばこのインペリアル・タバコはこの日も上昇。

飲料のコカ・コーラ・ヘレニック・ボトリング、ポンプ製造のウェアー・グループの上げが目立つ。

半面、前日の原油高を背景に原油相場に敏感とされる航空株が下落。

BHPビリトンをはじめ鉱業株も軒並み下げている。

銀行株はまちまち。